山形大学のフレキシブルエレクトロニクスの紹介 ー産学連携を開始して10年目を迎えるINOELの活動ー
大型の産学連携に取り組む、山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンター(INOEL) が保有する技術、「フレキシブルエレクトロニクス」についてご紹介します。
2013年度から企業の要望を最優先したニーズファースト型産学連携に取り組んでおり、現在は山形大学フレキシブルエレクトロニクス産学連携コンソーシアム(YU-FLEC)と山形大学フレキシブルエレクトロニクス日独国際共同実用化コンソーシアム(YU-FIC)の2つのコンソーシアムで活動を行っています。
目次
フレキシブルエレクトロニクスについて
フレキシブルエレクトロニクスの研究開発においては、有機EL、有機薄膜太陽電池、フレキシブル技術、ガスバリア、フレキシブル封止技術、ロールtoロール技術、印刷技術など、有機エレクトロニクス分野でのさまざまな技術・装置・ノウハウを保有しています。保有技術の例
フレキシブル有機EL 超薄板ガラスや高機能ステンレス箔などを用いた有機エレクトロニクスデバイス用基板の開発。 |
||
印刷型フレキシブル有機薄膜太陽電池(OPV) 半透明、薄く軽く割れない、窓や壁にもテープなどで簡単に設置可能。ロールtoロール印刷方式で作製。 |
||
バリア膜形成 有機エレクトロニクスデバイスでは水分から保護するためのバリア層が必須。ALD装置(Atomic Layer Deposition)等を用いて高いバリア性を有するバリア層技術を研究開発。 |
||
オンデマンド有機ELパターニング 絶縁膜をインクジェット形成。フォトマスク不要。廃液が少なく環境にやさしい。 |
||
インモールドエレクトロニクス技術 電極付きフレキシブル基板を3次元成形。 |
詳細や最新情報についてはこちらをご覧ください。
山形大学フレキシブル基盤技術研究グループのサイトはこちら
2022年度版フレキシブル基盤技術研究グループパンフレットはこちら
動画(研究成果をご紹介)
https://www.youtube.com/watch?v=L47O6aJBcNs